
リハビリテーションとは
「リハビリテーションとは、障害のある人が最良の心身の状況を獲得し、年齢や障害の程度に応じ、その地域に住む人々とあらゆる面で同水準の生活がなされることである」
日本リハビリテーション病院・施設協会編,これからのリハビリテーションのあり方,2004
※「あらゆる」とは、社会的、教育的、職業的、文化的な意味である
※生活が「なされる」としたのは主体的に生活を「送る」ことができない人々を除外しないためである
『理念』
言語障害があっても、その人らしさを発揮し、尊厳を持った人生を最期まで送れるようにすること。また、これからの人生を豊かに送れるようにすること
言の葉
『技術』
言語訓練のような生活をよくするための訓練などの技術・方法論
言の葉
『コトノハの歌』
作詞:中村 智子(ST)、森 淳一(ST) 作曲:森 淳一(ST)
言葉を超えて 分かり合える あの人も この人も 同じ気持ちと 生きている 伝えきれない 想いの果実(たね)を ゆっくりゆっくり 育てていこう 皆んなでいると 笑顔になれる 今日もここには 笑いが溢れる 今日も元気か 笑顔はあるか 空を見上げて ワハハと笑おう 世代(とき)を超えて 分かり合える 笑いあり 涙あり こんな出会いも いいんじゃない 心に浮かんだ 言の葉を ゆっくりゆっくり 広げていこう 皆んなでいると 笑顔になれる 今日もここには 笑いが溢れる 今日も元気か 笑顔はあるか 空を見上げて ワハハと笑おう


言の葉の流儀 コミュニケーション支援10ヶ条
言の葉の流儀
第1条 コミュニケーションを広げよう
第2条 伝えたい想いが溢れる、想いが届くコミュニケーション環境を作ろう
第3条 可能性を発(再発見)し、新たな活動や参加に向かっていこう
第4条 意思決定を支援、促進しよう
第5条 地域での仲間づくりを支援、促進しよう
第6条 「私らしさ」「あなたらしさ」を認め合い、支え合い、一緒に歩んでいこう
第7条 健康増進・介護予防、安全管理や感染対策に努めよう
第8条 日々のミーティングで情報を共有し、今後の方向性を検討・一致させよう
第9条 言語リハサービスの質の向上のためにデータの蓄積・検証に努めよう
第10条 教育体制、家族・多事業所との連携を充実し、真心がこもった質の高い言語リハサービスを提供しよう
言の葉の流儀 食支援10ヶ条
言の葉の流儀
第1条 最期まで美味しく、楽しく、安全に口から食べることを推進しよう
第2条 食べるために必要な、口腔機能・嚥下機能を向上させるプログラムを提案しよう
第3条 食べる姿勢や食具などその人に適した食事環境を調整しよう
第4条 調理方法や食事方法、介助方法などその人らしい食のあり方を提案しよう
第5条 誤嚥性肺炎や歯科疾患の予防に向け、口腔ケアや歯科受診など口腔衛生管理に努めよう
第6条 適切な食事形態の提供と開発に努めよう
第7条 栄養状態の評価を行い、全身状態の改善や健康増進を推進しよう
第8条 再発予防や基礎疾患に対応する食教育(口腔・嚥下・栄養)を行おう
第9条 食に関する多職種・多機関とのネットワークを構築しよう(イーと・ネっと!)
第10条 食事を共にし、味を共有する楽しみ・仲間づくりに努めよう
言の葉の流儀 きっず支援10ヶ条
言の葉の流儀
第1条 こどもたちが自分らしく、楽しく、安心で、安全に過ごせる居場所をつくろう
第2条 一人ひとりのこどもの成長に目を向けよう
第3条 一人ひとりのこどもの特性に応じた環境をつくろう
第4条 こどもにとって必要な専門的支援とは何かを考え、多職種協働で支援しよう
第5条 将来のこどもの発達や成長を見通しながら、ライフステージに応じ、こどもに関わる全ての人たちと一緒にこどもの育ちを支えていこう
第6条 家族の思い・考え・不安・悩みも一緒になって考え、支えていこう
第7条 こどもたちが地域とつながる、地域がこどもたちとつながる街づくりを進めよう
第8条 日々のミーティングで情報を共有し、今後の方向性を検討・一致させよう
第9条 放課後等デイサービスの質の向上のため、データの蓄積・検証に努めよう
第10条 教育体制、家族や多事業所との連携を充実させ、情熱的でハートフルなサービスを提供しよう